スマートシティとSociety 5.0とは?すまーとしてぃとそさえてぃごーてんぜろ
Society 5.0は、日本政府が第5期科学技術基本計画(2016年)で掲げた社会像で、狩猟・農耕・工業・情報社会に続く5番目としてサイバー空間と現実空間の高度な融合を指す。スマートシティは、その考え方を都市の交通・エネルギー・防災に当てはめた実装形態にあたる。
最終更新:2026-10-07
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情報社会(4.0)では、集めたデータを人が解釈して行動に移す部分が詰まりだった。ここを機械側に寄せ、解析結果を現実へ自動で返す循環を前提に置いたのがSociety 5.0で、労働力が減っても社会機能を維持するという国内固有の制約に対する政策上の答えという性格が強い。
具体例
内閣府はスーパーシティ型国家戦略特区としてつくば市と大阪市を指定し、分野をまたぐデータ連携基盤の整備を進めている。トヨタ自動車が静岡県裾野市で進めるWoven Cityは、実証の場そのものを都市として作る例にあたる。
試験での引っ掛け
令和3年度春期の午前I(科目A-1)は、「超スマート社会の実現への取組の名称」をe-Gov・Web 2.0・ダイバーシティ社会と並べて問うた。Society 5.0は社会像の名称であって特定の技術やシステムの名前ではなく、IoTやAIはその実現手段。スマートシティと同義に扱う選択肢も誤りで、こちらは適用領域を都市に限った実装形態である。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和3年度 春期 高度試験 午前Ⅰ 問27(IPA)
政府は、IoTを始めとする様々なICTが最大限に活用され、サイバー空間とフィジカル空間とが融合された“超スマート社会”の実現を推進してきた。必要なものやサービス…
正解:Society 5.0
要点:Society 5.0はサイバーとフィジカルを融合した超スマート社会
Society 5.0は、狩猟・農耕・工業・情報社会に続く新たな社会像として日本政府が科学技術基本計画で提唱した概念で、サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させた「超スマート社会」を指す。必要なものやサービスが必要な人に過不足なく届き、年齢や性別などの違いを越えて誰もが快適に暮らせる社会を目指すとされる。
出典:令和4年度 秋期 高度試験 午前Ⅰ 問28(IPA)解説で登場
サイバーフィジカルシステム(CPS)の説明として、適切なものはどれか。
正解:現実世界のデータを収集し、仮想世界で分析・加工して、現実世界側にリアルタイムにフィードバックすることによって、付加価値を創造する仕組み
要点:CPSは現実のデータを仮想空間で分析し現実へ戻す
サイバーフィジカルシステムは、センサなどで現実世界(フィジカル空間)のデータを収集し、それをサイバー空間で分析・加工したうえで、その結果を現実世界へリアルタイムに返して制御や意思決定に生かす仕組みである。Society 5.0を支える基盤的な考え方とされる。
出典・参考
公式シラバスの9 企業と法務 > 1. 経営・組織論 > (5) 社会におけるIT 利活用の動向に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。